朝、キッチンで家族を見守ってるとき。私は、いつも思うんです。「女性が元気だと、本当に、世の中が変わる」って。

九州の片隅の町で、シングルマザーとして、二人の息子を育ててる自分。フェムケアの専門家として、女性たちの相談に乗ってる自分。

その両方の立場から見えることがあります。母親が元気だと、子どもたちも元気になる。妻が自分を大事にすると、夫の態度も変わる。

女性が「自分は何をしたいのか」という問いを持つと、その周りの人間関係全体が、変わり始めるんです。

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でもね、今の社会は、女性を「心身ともに疲弊させる」ような構造になってる。妊娠しろ、出産しろ、働け、育児しろ、家事もしろ、親の面倒も見ろ。どれかを選ぶんじゃなくて、全部できて当然。

その中で、女性たちは、自分の身体の声を聞く余裕もなくなってる。「月のリズム」があることも知らない。生理痛が当たり前だと思い込んでる。自分の不調は「気のせい」だと思い込んでる。

フェムテラシーとは、「女性らしさについての知識」じゃなくて、「自分の身体を知り、自分の人生を大事にする知識」だと思う。

自分の周期を知る。自分の痛みを認める。自分の欲求を感じてみる。そして「この身体は、私のものだ」って確認する。

その小さな「確認」が、実は、大きな力になる。

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私が、今、こうして、フェムケアの専門家として、女性たちに向き合ってるのは、自分の十三年の痛みがあったから。

その痛みを知ってるからこそ、同じ苦しみを持つ人に、「あなたは一人じゃない」って言える。

宮崎から、こうして発信を続けてる理由は、本当にシンプルです。「女性が変わると、社会が変わる」という信念があるから。

一人の女性が「これは、おかしい」って声を上げ始めたら。その周りの女性たちも、「あ、おかしかったんだ」って気づく。

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一人の母親が「子どものためだけに生きるのは嫌だ」って言ったら。その子どもたちは「母さんも、自分の人生を大事にしていいんだ」って学ぶ。

そのちょっとした「変化」が、やがて、大きな波になるんじゃないか。

「女性の元気は、世の中を変える」。

それが、今の私の、最も大事な信念です。