私は最初、人生を計画することが苦手でした。

大学で建築を学んだのに、実は「正解」の道を歩むことに疲れていたんです。親の期待、社会の価値観、それらが私の「設計図」になっていました。

でも気づいたんです。設計図は、最初から完璧に描く必要はないということを。

建築の世界では「敷地が決まったら、その環境に合わせて何度も設計図を描き直す」のが当たり前です。同じように、人生だって描き直していいんです。

起業も、予定していませんでした。

13年間、病気と向き合いながら、子どもたちと生きていく中で「あ、これだ」という出会いがありました。子宮を失ったことで、逆に見えた「女性の元気」の大切さ。それが、今の私になっていった。

計画通りにいかなかったことが、全部、今の私になったんです。

だから、もし今のあなたが「人生がうまくいっていない」と感じていたとしたら、それはミスではなく、あなたの人生の「素材」なんだと思います。

その素材を使って、あなただけの設計図を、何度でも描き直してください。

その時間を、大切にしてあげてください。